トヨタ、豊田章男氏が代表取締役社長に就任 渡辺捷昭氏は副会長に昇格。組織改正も実施 |
トヨタ自動車は6月23日、新役員人事を発表し、2009年1月に発表した人事内定のとおり豊田章男氏が代表取締役社長に就任した。
今回発表した役員人事は、6月23日に開催した定時株主総会後の取締役会にて決定されたもの。代表取締役副社長であった豊田章男氏が代表取締役社長に昇格したほか、代表取締役社長であった渡辺捷昭氏は代表取締役副会長に昇格。代表取締役会長の張富士夫氏と、代表取締役副会長の岡本一雄氏は留任となる。代表取締役副社長では、内山田竹志氏が留任するほか、布野幸利氏、新美篤志氏、佐々木眞一氏、一丸陽一郎氏が昇格、中川勝弘氏が退任し相談役に就任した。このほか、豊田章一郎が非取締役の名誉会長に、奥田碩氏が非取締役の相談役に就いてる。
あわせて、本部長以下での業務完結や現場レベルでの企画・オペレーションの推進、人材育成やノウハウの蓄積、先端・先行技術開発への対応を目的とした組織改正も発表した。本部においては「グローバル営業企画本部」「米州本部」「欧州・アフリカ本部」「豪亜中近東本部」の4部門を、「北米本部」「欧州本部」「豪亜本部」「中ア中本部」「営業企画本部」の5部門に再編し、国内外の中長期企画機能の強化を図る。また、「商品開発本部」を新設し、商品開発の推進と本部長以下での業務完結を目指す。
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2009年 6月 23日