ビー・エム・ダブリューは、コンパクトカー「MINI」の高性能モデル「MINI John Cooper Works Clubman」と「MINI John Cooper Works Convertible」の予約注文受付を、6月23日に開始した。価格はClubmanが389万円、Convertibleが414万円。なお納車は7月中旬以降を予定している。

　コンパクトカー「MINI」に、直列4気筒DOHC 1.6リッター ツインスクロールターボエンジンを搭載した「John Cooper Works」の最新モデル。2008年9月に3ドアの「MINI John Cooper Works」（366万円）が発売されており、新たにワゴンボディーのClubmanと、オープンモデルのConbertibleが追加された。

MINI John Cooper Works Clubman

MINI John Cooper Works Convertible

　エンジンはMINIのワンメイクレースで使用されているものと同じで、MINI Cooper Sのターボエンジンのピストン、バルブ、ターボチャージャー、インテーク／エキゾースト・システムを変更した。最高出力は155kW（211hp）/6000rpm、最大トルクは260Nm/1850-5600rpm。オーバーブースト機能を備え、280Nm/2000～5300rpmを発生させることもできる。

　また専用デザインのアルミホイール、ブレーキ・システム、6速MTのみのトランスミッションもワンメイクレーサーと同じものを搭載する。

　John Cooper Worksは、旧ミニのチューナーとして有名なジョン・クーパーの名を、MINIのチューニングパーツなどのブランド名としたもの。ジョン・クーパーの息子であるマイク・クーパーがコンサルタントを務める。

エンジン、トランスミッションのほかさまざまな専用パーツを備える		参考：3ドアの「MINI John Cooper Works」