NEXCO東日本、常磐自動車道の山元IC~亘理IC間を開通 9月12日15時に開通 |
NEXCO東日本(東日本高速道路)は、常磐自動車道の山元IC(インターチェンジ)から亘理IC間を9月12日15時に開通する。
常磐自動車道は、宮城県と福島県に跨る延長約82kmを現在建設しており、すべてが開通すると、東北自動車道とともに首都圏と仙台圏を結ぶダブルネットワークとなる予定。
今回開通するのは、宮城県亘理郡山元町大平にある山元ICから、亘理郡亘理町逢隈にある亘理ICまでの、延長11.5km。宮城県内で初めての常磐道の開通となり、2014年度の全線開通に向けた第一歩となる。
同社によると、山元IC~亘理IC間の開通により、宮城県南部から仙台市内までの旅行時間が約10分短縮され、仙台近郊の観光地・商用地へのアクセスが向上するとともに、一般道路の交通混雑の緩和が期待され、CO2の削減につながると言う。
建設にあたっては、のり面の早期樹林化、現場発生材の有効活用など環境保全に努めたほか、東北の高速道路で初めてとなる、大規模な太陽光発電設備を設置すると言う。
(瀬戸 学)
2009年 6月 25日