バーチャルメカニクス、車両運動シミュレーションソフト「CarSim 8.0」 ITS分野向けのシミュレーション機能などを強化した最新版 |
バーチャルメカニクスは7月8日、車両運動シミュレーションソフト「CarSim 8.0」を発売した。価格は要問い合わせ。
CarSimは、乗用車や小型商用車の、運転条件(アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト操作)と環境条件(摩擦係数や高さ変化のある道路コース、横風等)での動的な挙動を、シミュレーション解析・評価可能なアプリケーション。
最新版となるCarSim 8.0では、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)分野向けのレーダーセンサーと移動オブジェクトの設定機能がオプションで可能になったほか、3次元路面作成機能の強化(幅員変更、斜め段差、轍等、多彩な路面の表現)、OEMとサプライヤー間のデータ授受に有効なデータの隠匿機能の追加などが図られている。
ITS分野の研究開発向けに、20個のレーダーセンサーと99個の移動オブジェクトを生成可能 | COSINの面接触タイヤモデル「FTire」とダイレクトに結合できる |
バーチャルメカニクスでは、東京と名古屋で各回先着30名限定でCarSim 8.0の無料セミナーを予定しており、開催概要は以下のとおり。申し込みは同社のWebサイトから行う。
名古屋会場
日時:2009年7月28日13時30分~16時30分
場所:愛知県刈谷市 刈谷産業振興センター3階 302会議室
東京会場
日時:2009年8月5日13時30分~16時30分
場所:東京都品川区 品川イーストワンタワー21階 小会議室I
セミナー内容
第一部:宇宙に飛び出す!? CarSim 8.0
第二部:知って得する!? CarSim機能
(編集部:谷川 潔)
2009年 7月 9日