ゼンリンデータコム、「いつもNAVI」対応Windows Mobile端末を拡大 EMONSTERやウィルコム端末、ドコモT-O1Aに対応 |
ゼンリンデータコムは7月9日、地図・ナビゲーションサービス「いつもNAVI」の対応モバイル端末を拡大する。
同社はエンドユーザー向けの地図・ナビゲーションサービスをPC用ソフト、携帯電話向けサービス、Webサイトなどとして提供しており、すべての名称を「いつもNAVI」で統一している。
このうち、スマートフォン向けの「いつもNAVI(PND)」は、これまでイー・モバイル「EM ONEα」用のみ販売していたが、イー・モバイルの「EM-ONE」「EMONSTER」、ウィルコムの「Willcom03」「W-ZERO3 advanced [es]」「W-ZERO3 [es]」にも対応する。イー・モバイル用はゼンリンデータコムのショッピングサイト「ドライバーズ・ステーション」で、ウィルコム用はウィルコムのショッピングサイト「ウィルコム・ストア」で販売される。
いつもNAVI(PND)は、全国広域図、道路地図データとナビゲーションアプリ「いつもナビ」をセットにしたソフトで、価格は1万500円。microSDカードに収録して提供される。いつもナビは音声ガイド、交差点やジャンクションの方面看板や3D拡大表示、到着時刻予想などのナビゲーション機能を備える。
いつもNAVI(PND)のルート表示 | いつもNAVI(PND)のジャンクション表示 | いつもNAVI(PND)の検索画面 |
また、NTTドコモのスマートフォン「T-01A」には、「いつもNAVI(無料地図)」をプリインストールしたほか、有料ナビゲーションソフト「いつもナビ」を用意する。いつもナビの価格は、3150円/年または315円/月。通信料は別途必要。
いつもNAVI(無料地図)といつもナビは、地図データを本体に持たず、通信によって取得する通信型ナビゲーションソフト。いつもNAVI(無料地図)では現在地測位、周辺検索、GPSの軌跡表示ができる。
有料のいつもナビは、車、徒歩、電車を使ったナビゲーションが可能。交差点やジャンクションの方面看板や3D拡大表示、到着時刻予想などのナビゲーション機能を備えるほか、有料道路やスマートICの利用有無、車種などの条件を変えて検索することができ、さらに渋滞回避ルートや屋根が多い徒歩ルートの検索、VISC情報の表示が可能となっている。
いつもNAVI(T-01A)のナビゲーション画面 | いつもNAVI(T-01A)の条件設定画面 |
(編集部:田中真一郎)
2009年 7月 9日