東京洋菓子倶楽部、房州濱乃屋が新規オープンの「Pasar幕張」 夏の千葉観光は京葉道路経由がオイシイ |
京葉道路の幕張IC~武石IC間にある幕張PA内にPasar幕張はある |
NEXCO東日本(東日本高速道路)が京葉道路に昨年開設した新コンセプトのPA(パーキングエリア)が「Pasar(パサール)幕張」(運営はネクセリア東日本)。Pasarとは、“パーキングエリア”のPAと、“サービスエリア”のSAと、リラクゼーション(Relaxation)・休憩(Rest)のRを組み合わせた造語で、スペイン語で「立ち寄る」「時を過ごす」、インドネシア語で「市場」を意味すると言う。
そんなPasar幕張が1周年を迎えるとともに、新たに2店舗が出店し、ますますパワーアップ。本記事では、新たな2店舗を簡単に紹介するとともに、Pasar幕張のイベント情報をお届けする。
■上りと下りでコンセプトの異なるPasar幕張
Pasar幕張は、京葉道路の幕張IC(インターチェンジ)~武石IC間の幕張PA(上り、下り)それぞれに設けられている。新しいPAの形を目指したとするだけあり、その建物は明るく清潔で、一般的なPAのイメージとは大きく異なる。内部に入る各店舗もコンセプトにあわせて入店しており、下りのPasar幕張では東京から千葉に向かうということで都会的なイメージを重視し、上りのPasar幕張では千葉から東京に向かうということで千葉の特産品などを多く取りそろえていると言う。
実際、下りには東京・浜町の洋菓子店「東京洋菓子倶楽部」が、上りには「房州濱乃屋」が新たに出店し、それぞれのコンセプトを強化した内容になっている。東京洋菓子倶楽部が出店したのは、下りのPasar幕張内にある「旬撰倶楽部」。この旬撰倶楽部はデパ地下をイメージしたコーナーでさまざまな菓子店が並ぶ。東京洋菓子倶楽部は、モンブランが有名な洋菓子店で、Pasar幕張店にもモンブランをはじめ、ケーキやシュークリームなどさまざまな洋菓子が取りそろえられていた。
一方、房州濱乃屋は上りのPasar幕張のレストランとして出店し、そのウリはすべてのご飯に千葉県産のお米「ふさおとめ」を使っていること。メニューは、和洋中とまんべんなく取りそろえられており、東京へ戻る観光客を意識したものになっていると言う。
■「プレイステーション 3」などが1日2名に当たる
東京洋菓子倶楽部、房州濱乃屋が出店したPasar幕張は、上り、下りの両店舗がオープンして、この7月で1周年を迎える。7月18日からは1周年記念イベントが始まり、8月31日まで各店舗において特別な商品が販売されるほか、上りのPasar幕張では7月18日~20日まで千葉県産の野菜を特別販売。そのほか、7月18日、19日、20日、25日、26日、8月1日、2日には、2000円分買い物をするごとに1回参加でき、各日2名にプレイステーション 3が、各日10名に茨城産のメロンなどが抽選で当たるプレゼントを実施。
また、NEXCO東日本の高速道路料金・ルート検索サイト「ドラぷら」では、やはり1周年を記念して、ホンダ「インサイト」が抽選で1名に当たるクイズを7月18日~8月31日まで実施する。
東京から千葉に向かう際、また千葉から東京に向かう際は、首都高7号小松川線~京葉道路経由、首都高湾岸線~東関東自動車道経由の2ルートいずれかが一般的(最近は、ETC割引を利用した東京湾アクアライン経由も増えているが)。ただ、京葉道路の幕張PAと東関東自動車道の湾岸幕張PAでは、幕張PA内にPasar幕張がオープンしたことで、圧倒的に幕張PAのほうが充実したものになった。渋滞状況にもよるものの、PAに立ち寄ることを考慮するのであれば、京葉道路経由がお勧めだ。京葉道路にはPasar幕張があるということを頭の片隅に入れつつ、夏の旅行プランを立ててみるのもよいだろう。
(編集部:谷川 潔)
2009年 7月 17日