ダンロップファルケンタイヤ、「メロディーロード」でカンヌ国際広告祭金賞 |
ダンロップファルケンタイヤは、長野県茅野市にある「信州ビーナスライン」内県道40号線諏訪白樺湖小諸線の一部に設置した「メロディーロード」が、第56回カンヌ国際広告祭(CANNES LIONS 2009)のアウトドア部門で金賞を受賞したと発表した。
カンヌ国際広告祭は1954年からスタートしたもので、それまではカンヌ国際映画祭の一部として劇場広告映画のコンクールとして行われていたもの。今回受賞したメロディーロードは一般的な広告物とは異なるものだが、受賞理由は同社の安全への取り組みと、独創的な広告手法が認められたものととらえているとのこと。
メロディーロードは、ダンロップファルケンタイヤと長野県、それに茅野商工会議所の官民共同で施工した道路。アスファルト舗装の道路上に切り込みをいれた溝を配し、その上を推奨速度の40km/hで走ると、タイヤと溝の接触でメロディーが発生するというもの。発生するメロディーは、同社のラジアルタイヤ「VEURO VE302」のテレビCMソングとして採用された「スカボロー・フェア」。
なお、このメロディーロードは、第12回「アジア太平洋広告祭(アド・フェスト2009)」イノバ部門でグランデを、「第50回クリオ賞」イノベーティブ部門で金賞を受賞している。
(編集部:小林 隆)
2009年 7月 23日