GM、“トランスフォーマー仕様”の「シボレー・カマロ」

2009年7月22日(現地時間)受注開始



 米GM(General Motors)は7月22日(現地時間)、「シボレー・カマロ トランスフォーマー・スペシャル・エディション」を、米サンディエゴで開催中のコミックやゲームファンのためのイベント「Comic-Com」で発表、受注を開始した。

 映画「トランスフォーマー」に登場するシボレー・カマロと同様の外観にするためのキットを組み込んだ製品で、映画と同様の車体色「ラリー・イエロー」のカマロ「LT」または「SS」をトランスフォーマー・スペシャル・エディションにすることができる。スペシャル・エディション用キットの価格は995ドル。

 映画トランスフォーマーは、宇宙からやってきた生命体「オートボット」「ディセプティコン」が地球上で繰り広げる抗争を描くもの。どちらの生命体も地球上では車や飛行機などの姿を借りており、戦闘時にはロボットに変形する。カマロは、主人公のオートボット「バンブルビー」の普段の姿として登場する。

 キットに含まれるのは、バンブルビー同様の黒いストライプのセットと、オートボットのマークが入ったホイール・センター・キャップとサイドエンブレム。ストライプとサイドシルにはトランスフォーマーのロゴが入る。また内装には、センターコンソールと運転席、助手席のサイドパネルにオートボットのマークが入る。

 スペシャル・エディション用キットと同時に、外観を「RS」仕様にするオプションも装着できる。

 同社のカレン・ラファティ プロダクト・マーケティング・ディレクターは、「1本目の映画がヒットしたとき、“バンブルビー・カマロを買いたい”という無数の要望が寄せられた」としている。

外装にあしらわれたオートボットのマーク
ストライプとサイドシルにトランスフォーマーのロゴが入る内装のオートボットのマーク

(編集部:田中真一郎)
2009年 7月 23日