ホンダ、ブラジルで「シティ FFV」の生産、販売を開始 9月からはメキシコや南米にも輸出 |
本田技研工業のブラジルにおける現地法人、ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダは7月24日(現地時間)、ブラジル国内で「シティ FFV(フレキシブル・フュ-エル・ビークル)」の生産、販売を開始した。また、2009年9月からは、メキシコおよび南米諸国への輸出も順次開始する。価格は5万6210レアル~7万1095レアル(約275万円~約348万円)。
この新型シティは、現在タイなどで販売されている3代目シティをベースに、ガソリンとバイオエタノールをフレキシブルに燃料に使えるフレックスフューエルに対応させるなど、ブラジル市場に合わせて仕様変更したもの。ボディー寸法は4400×1695×1480mm(全長×全幅×全高 。エンジンは、1.5L i-VTECを搭載。駆動方式は2WD(FF)で、トランスミッションは5速ATと5速MTを用意。
シティは、1996年にタイで発売以来、世界約45ヵ国以上で累計120万台以上を販売。ブラジルでの現地生産機種としては、1997年に生産開始したシビック、2003年のフィットに続く3番目の機種で、2009年は1万7000台を同国で販売する計画。
(瀬戸 学)
2009年 7月 24日