メルセデス・ベンツ、直噴ターボエンジンの「C 250 CGI ブルーエフィシェンシー」 Cクラス全車の装備を拡充 |
C 250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルド |
メルセデス・ベンツ日本は、Dセグメントセダン「Cクラス」に、ガソリン直噴ターボエンジンを搭載した「C 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」「C 250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルド」を加え、Cクラス全車に一部改良を施し、価格を改定して8月25日に発売した。価格は次のとおり。なおC 250 CGIのデリバリーは11月頃に始まる予定。
モデル | ハンドル | 新価格 | 旧価格 |
C 200 コンプレッサー | 右 | 440万円 | 440万円 |
C 200 コンプレッサー エレガンス | 右 | 485万円 | 482万円 |
C 200 コンプレッサー アバンギャルド | 右 | 492万円 | 489万円 |
C 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | 右 | 567万円 | 598万円 (C 250 アバンギャルド) |
C 300 アバンギャルド | 左/右 | 630万円 | 702万円 (C 300 アバンギャルドS) |
C 63 AMG | 左/右 | 1060万円 | 1044万円 |
モデル | ハンドル | 新価格 | 旧価格 |
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン | 右 | 460万円 | 460万円 |
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン エレガンス | 右 | 505万円 | 502万円 |
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン アバンギャルド | 右 | 513万円 | 510万円 |
C 250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルド | 右 | 587万円 | 618万円 (C 250 ステーションワゴン アバンギャルド) |
C 300 ステーションワゴン アバンギャルド | 右 | 650万円 | - |
C 63 AMG ステーションワゴン | 右 | 1080万円 | 1069万円 |
C 250 CGIは、C 250 アバンギャルド/C 250 ステーションワゴン アバンギャルドの2.5リッターV型6気筒DOHCエンジンを、1.8リッター直列4気筒DOHCガソリン直噴ターボエンジンに変更したもの。同等の出力と、26%大幅に上回るトルクを発生させつつ、燃費は20%改善されている。なお、低排出ガス車認定は申請中。
C 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド | C 250 アバンギャルド | |
エンジン | 1.8リッター直列4気筒DOHC ガソリン直噴ターボ | 2.5リッターV型6気筒DOHC ガソリン |
最高出力 [kW(PS)/rpm] | 150(204)/5500 | 150(204)/6100 |
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 310(31.6)/2000~4300 | 245(25.0)/2900~5500 |
10・15モード燃費 | 9.3km/L(セダン) 11.2km/L(ワゴン) | 9.4km/L(セダン) 11.0km/L(ワゴン) |
燃費改善のための改良はこのほかのCクラスでも行われており、全車で空気抵抗の小さい形状のドアミラーが採用されている。このほかC 300にはC 250 CGIと同様に、エンジンを冷却しなくてもよいときにグリル内のフィンを閉じて空気抵抗を低減するラジエターブラインドが採用された。
C 300、C 63AMGには、これもC 250 CGI同様に、バッテリーが80%以上充電されていれば動作を止めるオルタネーターが搭載されている。C 300はさらに、運転状況に応じてアシスト量を変えるパワーステアリングポンプを採用し、駆動ロスを低減している。
また、Cクラス全車で装備を拡充。12セグ地デジチューナーやiPod/USBオーディオインターフェイスを全車標準とし、キーを携帯しているだけで開錠/施錠/エンジン始動ができる「キーレスゴー」がオプションで用意された。
このほかC 200には日本仕様専用に開発した8ウェイパワーシートを、C 250 CGI、C 300、C 63 AMGに電動ランバーサポートを標準装備とした。
なお従来の「C 300 アバンギャルドS」は「C 300 アバンギャルド」になり、左ハンドルを設定。標準で装備されていたAMGスポーツパッケージはオプションになった。あわせてステーションワゴンにC 300 アバンギャルドが設定された。
(編集部:田中真一郎)
2009年 8月 25日