自販連（日本自動車販売協会連合会）は9月4日、2009年8月の乗用車車名別販売台数を発表した。また、全軽自協（全国軽自動車協会連合会）も、2009年8月の軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。

　自販連が発表した車名別販売台数によると、2009年8月は新型プリウスが2万1669台で発売された5月以降4カ月連続で1位となった。以下はホンダ「フィット」、トヨタ「ヴィッツ」、ホンダ「インサイト」が続いている。2009年5月以降、この上位4位の顔ぶれは変わらず、順位にもほとんど変化は見られない。

　ボーナス商戦にぶつかる7月と比べると、販売台数は全体的に大きく減っており、1位のプリウス、2位のフィットともに6000台以上減少している。

　全軽自協の軽四輪車通称名別新車販売速報によると、2009年8月はスズキ「ワゴンR」が1万3926台で1位、これで9カ月連続のトップとなる。2位のダイハツ「ムーヴ」が1万1556台。こちらも昨年11月にワゴンRに1位の座を譲ってから9カ月連続だ。以降ダイハツ「タント」、スズキ「アルト」は前月と同じ。

　軽自動車もやはり7月と比べると大幅に販売台数を減らしているが、ミラが前月比106.8％で販売台数を伸ばし、5位入っている。

■2009年8月の普通車車名別販売台数

■2009年8月の軽自動車車名別販売台数