あいおい損保、ニッセイ同和損保、三井住友海上が3社統合の詳細発表 2010年4月1日経営統合、10月1日合併 |
2009年9月30日発表
あいおい損保、ニッセイ同和損保、三井住友海上グループ(三井住友海上グループホールディングス、三井住友海上火災保険)は9月30日、経営統合の詳細を発表した。
この経営統合は今年の1月23日に合意されたもので、あいおい損保およびニッセイ同和損保が合併し、三井住友海上グループホールディングスの傘下となることなどが発表されていた。
詳細な統合案では、三井住友海上グループホールディングスがMS&ADインシュアランスグループ ホールディングス(以下、MS&ADホールディングス)に社名変更し新たなグループの持株会社となる。あいおい損保およびニッセイ同和損保は、MS&ADホールディングスと株式交換し完全子会社化、その後2社が合併することであいおいニッセイ同和損害保険となる。
これにより、MS&ADホールディングスは損保会社3社(あいおいニッセイ同和損害保険、三井住友海上火災保険、三井ダイレクト損害保険)、生保会社3社(三井住友海上きらめき生命、三井住友海上メットライフ生命、あいおい生命)をグループ会社として持つこととなるが、三井住友海上きらめき生命とあいおい生命の2社に関しては、経営統合後、早期の合併を目指すとしている。
グループの数値目標に関しては、連結正味収入保険料を2009年度(見込み)2兆5505億円、2013年度(目標)2兆7000億円。グループ利益指標を2009年度(見込み)410億円、2013年度(目標)1500億円としている。
(編集部:谷川 潔)
2009年 9月 30日