JAF、シルバーウィークのロードサービス件数を発表 対GW比較は高速道路で減少も、一般道では1195件増加 |
2009年10月2日発表
JAF(日本自動車連盟)は10月2日、シルバーウィーク(9月19日~23日の5日間)に実施したロードサービスの件数(2輪/4輪車の合計)を発表した。
発表によると、高速道路で3050件、一般道で3万6649件。今年のGW(ゴールデンウィーク、5月2日~6日の5日間)と比べ、高速道路では166件減(5.2%減)としながらも、一般道で1195件増(3.4%増)という結果が出た。
また、地域別の出動件数を比較したデータ(高速道路・一般道の合計)も出ており、これによると北海道地区でGW比99.9%、東北地区で92.6%、関東地区で98.1%とそれぞれ減少傾向にあった。一方、中部地区は102.5%、関西地区は109.4%、中国地区は112.0%、四国地区は108.2%、九州地区は104.1%と、中部以西で増加傾向にあった。
ロードサービスの出動内容については、高速道路での1位が「タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)」、2位が「燃料切れ」、3位が「過放電バッテリー」。一般道での1位は「過放電バッテリー」、2位が「キー閉じ込み」、3位がタイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)」。
なお、出動内容のトップ10は、高速道路、一般道でそれぞれ以下のとおり。
■高速道路
順位 | 故障内容 | 件数 | 構成比(%) | GW比 |
1 | タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) | 763 | 25.02 | 96.8% |
2 | 燃料切れ | 400 | 13.11 | 97.3% |
3 | 過放電バッテリー | 317 | 10.39 | 108.9% |
4 | 事故 | 258 | 8.46 | 89.6% |
5 | キー閉じ込み | 79 | 2.59 | 81.4% |
6 | 発電機(充電回路含む) | 76 | 2.49 | 101.3% |
7 | オートマチックミッション | 55 | 1.8 | 94.8% |
8 | 破損バッテリー(劣化含む) | 50 | 1.64 | - |
9 | クラッチ機構(ロッド、ワイヤー含む) | 41 | 1.34 | 107.9% |
10 | ラジエター | 40 | 1.31 | - |
以上計 | 2079 | 68.16 | ||
その他合計 | 971 | 31.84 | ||
総合計 | 3050 | 100 |
■一般道
順位 | 故障内容 | 件数 | 構成比(%) | GW比 |
1 | 過放電バッテリー | 13489 | 36.81 | 103.6% |
2 | キー閉じ込み | 4927 | 13.44 | 95.8% |
3 | タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) | 3529 | 9.63 | 99.4% |
4 | 落輪(落込含む) | 2100 | 5.73 | 98.5% |
5 | 破損バッテリー(劣化含む) | 1922 | 5.24 | 186.6% |
6 | 事故 | 1897 | 5.18 | 96.30% |
7 | 燃料切れ | 1109 | 3.03 | 130.2% |
8 | 発電機(充電回路含む) | 648 | 1.77 | 152.8% |
9 | スターターモーター | 470 | 1.28 | 111.1% |
10 | ハンドルロック(キー作動機構含む) | 308 | 0.84 | 88.0% |
以上計 | 30399 | 82.95 | ||
その他合計 | 6250 | 17.05 | ||
総合計 | 36649 | 100 |
(編集部:小林 隆)
2009年 10月 5日