ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバーヴォーグ」「レンジローバースポーツ」「ディスカバリー4」を12月5日より発売する。また、同3車種の発売にあわせて、新たにCO₂オフセット・プログラムを導入すると言う。

■レンジローバーヴォーグ/レンジローバースポーツ
　レンジローバーヴォーグとレンジローバースポーツは、エンジンに新開発のV型8気筒5.0リッターエンジンを搭載。最高出力375PS、最大トルク510Nmを発生する自然吸気モデルと、最高出力510PS、最大トルク625Nmを発生するスーパーチャージドモデルをそれぞれラインアップする。

　スーパーチャージドには、路面状況に応じてダンパー制御を連続的に行うアダプティブ・ダイナミクス・システムを標準装備。またテレイン・レスポンス、ヒルディセント・コントロール、グラディエント・リリース・コントロール、ハイドロリック・リアブレーキ・ブーストなどの電子デバイスを強化し走行性能の向上を図っている。また、レンジローバースポーツ スーパーチャージドには、パドルシフトを備えたステアリングホイールを装備し、テレイン・レスポンスにダイナミックモードを追加している。

　エクステリアデザインでは、レンジローバーの伝統的なスタイルを踏襲しながらも、現代的なモチーフでリフレッシュを図り、インテリアでは、1つのモニターで運転席と助手席で異なる映像が見られるデュアルビュー・タッチスクリーン・ディスプレイや、TFT液晶のバーチャルインストルメントパネルを装備。また、360度ビューが見られるサラウンドカメラシステムやHDDカーナビも全車種に搭載している。

レンジローバースポーツ	インテリア

　レンジローバーヴォーグとレンジローバースポーツの価格は以下のとおり。

■ディスカバリー4
　ディスカバリー4にも、レンジローバーと同じ新開発のV型8気筒5.0リッターエンジンを搭載。自然吸気モデルのみが用意され、最高出力は375PS、最大トルク510Nm。シャシーはサスペンションまわりなどを中心に広範囲で見直しを図り、テレイン・レスポンスなどの電子デバイスを進化させ、オン/オフロードでの走行性能を向上している。

　また、パーソナライズが可能な5インチ液晶インストルメントパネル・ディスプレイやサラウンドカメラシステム、HDDカーナビなど、装備の充実も図っている。

ディスカバリー4	インテリア

　ディスカバリー4の価格は以下のとおり。

■CO₂オフセット・プログラム
　今回より新たに「CO₂オフセット・プログラム」を導入する。これは、カーボンオフセットプロバイダーのクライメート・ケアの運営によるもので、すべての新車において、走行距離7万2000㎞分のCO₂排出量に相当する金額を、あらかじめ車両本体価格に組み込むというもの。今回の3車種の価格にも、このCO₂オフセット・プログラムの金額が含まれている。