日産自動車は、キューブの特別仕様車「15X/15X FOUR インディゴセレクション」を11月5日に発売する。価格は15X インディゴセレクションが156万4500円、15X FOUR インディゴセレクションが179万2350円。

　インディゴセレクションは2WD（FF）の15Xと4WDの15X FOURをベースに、シート地を細かいウェーブ模様が刻まれたスエード調クロスとした。シートカラーは、横浜の海をイメージしたインディゴブルー。

　さらに、左右どちらの手でも引きやすい形状のメッキインナードアハンドルのほか、本革巻き3本スポークステアリング、インテリジェントキー、プッシュエンジンスターター、エンジンイモビライザーなどを標準装備としている。ボディーカラーは新色のビームグレー、サファイアブラックのほか、アッシュブルー、ビターショコラ、ダイアモンドシルバー、ホワイトパールの全6色を用意する。

　同モデルは、「環境対応車 普及促進税制（エコカー減税）」により自動車重量税と自動車取得税が2WDで75％、4WDで50％の減税を受けられる。販売は2010年3月末まで。

シートカラーは横浜の海をイメージしたインディゴブルー。シート地は細かいウェーブ模様が刻まれたスエード調クロスを採用
プッシュエンジンスターターやインテリジェントキー、エンジンイモビライザーを標準装備とした

■インディゴセレクション

　また、ベース車両のキューブでも一部仕様変更が行われ、カーウイングスカーナビゲーションシステムに、エコドライブを支援する「ECOモード/ナビ協調制御機能」を2WD車のオプション設定として追加。これはカーナビからの情報をもとに、カーブや下り坂などで自動的にエンジンブレーキをかけるといった制御を行うことで、実用燃費を向上させるというもの。このほかボディーカラーの見直しも図られ、全10色を設定する。

エコドライブを支援する「ECOモード/ナビ協調制御機能」を2WD車に追加。写真は左からECOドライブチェック、ECOドライブランキング、燃費&地図2画面表示のもの