横浜ゴム、エコタイヤ技術「AIRTEX advanced liner」 東京モーターショー2009で公開 |
横浜ゴムは10月20日、エコタイヤの省燃費性能を向上させる技術として開発した新素材インナーライナー「AIRTEX advanced liner(エアテックス・アドバンスド・ライナー)」を発表した。10月24日から一般公開が始まる東京モーターショー2009で公開する。
AIRTEX advanced linerは、タイヤ内部に貼り付けることで、タイヤから自然に漏れる空気を大幅に低減すると言う。これにより、タイヤ空気圧の低下による燃費の悪化を防ぎ、従来品の1/5の薄さを実現することで、タイヤの軽量化にも寄与している。
2007年7月に発売された同社のエコフラッグシップタイヤ「DNA dB super E-spec」に初めて搭載された技術で、その技術が公開されたことになる。2010年以降、さまざまな製品に搭載していくほか、次世代のAIRTEX開発にも着手しており、将来的には空気漏れを限りなくゼロにするインナーライナーの開発を進めていくと言う。
(編集部:谷川 潔)
2009年 10月 20日