FMリスナーは日常的に車を利用、車選びのポイントは燃費や維持費 TOKYO FM「車に関する意識調査」より |
2009年10月23日発表
エフエム東京(TOKYO FM)は10月23日、同局リスナーを対象にした「車に関する意識調査」の結果を発表した。
同局が第41回東京モーターショーにサテライトスタジオを設け、公開生放送やトークショー、ライブを開催するのに連動した調査。10月15日~21日の1週間に、同番組内で告知し、同局ホームページでアンケートを実施、集計した。
調査対象は男性216名、女性147名の計363名。年齢別の内訳は20代が159名、30代が204名となっている。
調査対象の自家用車の保有率は、73.6%(268人)と高い。レンタカーの利用率は、「よく利用する」「利用したことがある」が計60.9%(221人)、「利用したことがない」が39.1%(142人)で利用経験者は6割にのぼる。一方、カーシェアリングサービス利用者は2.8%(10人)にすぎない。また「利用したことはないが興味がある」が42.7%(155人)、「利用したことがないし今後もないと思う」が54.5%(198人)で、興味がない人がやや多い。
自家用車以外の車を含めた、車に乗る頻度は、「週5回以上」が46%(167人)でトップ、次いで「週1回以上」(25.1%、91人)、「月に数回」(12.9%、47人)と続く。残りが「年に1~20回」「ほとんど乗らない」で、週に1回以上は車に乗るリスナーが多い。
自動車の利用目的は「仕事・通勤」が55.6%(202人)でトップ、次いで「行楽」(41%、149人)、「帰省の足」(35.5%、129人)、「デート」(34.4%、125人)、「帰省した際に地元で利用」(30.6%、111人)「子供の送迎」(14.9%、54人)。
新車購入や買い換え時に「車を選ぶポイント」は、「エコカー」「燃費」が目立った。燃料代だけでなく、税金などを含めた維持費の安さが重視されているようだ。一方で「人に自慢できる車」「速い系の車」といったステイタス性やマニアックな部分にこだわる意見や、「家族みんな(6~8人)が乗れて、荷物を収納できる車」のように多目的車を求めるリスナーもいる。
なお、車の中で聞いているのは「ラジオ」が89.8%、326人で圧倒的。続くのがCD(57.9%、210人)、iPod(18.8%、68人)の順で、携帯オーディオプレーヤーのユーザーの少なさが印象的だ。
(編集部:田中真一郎)
2009年 10月 26日