オートバックスセブンは、同グループ店舗で車検の実施または中古車を購入した会員を対象に、独自のメンテナンスサービス「オートバックスグループメンテナンスパック」を導入すると発表した。全国のオートバックス、スーパーオートバックス、オートハローズで利用することができ、対象車種は国産乗用車（ディーゼル車・商用車・特殊用途車両を除く）、サービス利用可能期間は24カ月。導入店舗は11月1日より順次拡大していく。メンテナンスパックは2つのコースが設けられ、価格は会員区分や排気量によって異なり、1万800円～3万1800円。

　同社によると、高速道路料金の値下げにより車を利用する機会が増加している一方で、車齢の長期化による車のメンテナンス需要は高まっており、さらに節約志向の高まりにともないコストも重視される傾向にあると言う。そこで、車にかかる費用を軽減し、カーライフを支援を目的とするメンテナンスパックを導入した。

　このメンテナンスパックは「ライトコース」「ベーシックコース」が設けられ、それぞれオイル交換やオイルフィルター交換などのほか、ディーラーのメンテナンスパック同等の安全点検メニューに加え、同社独自の「ワンコインピットメニュー」（ミラーカバークリーニング、エンジンルーム艶出し、ドアノブ周りの小キズ取り、曇り止めコート、車内除菌消臭、車内簡易清掃、運転席＆助手席サイドガラス撥水、ミラーコートの8種類）の中から任意で3つのメニューを選択できる内容。利用できる回数はいずれのコースも同じだが、ベーシックコースではタイヤローテーション、ワイパーゴム交換、法定12カ月点検も行われる。

　なお、同社の店舗で同様のサービスを個別に受けるよりも、12％～36％割り引かれた価格で提供していると言う。詳細は以下のとおり。