日産、栃木工場で新型「フーガ」ラインオフ式 |
日産自動車は12日、新型セダン「フーガ」のオフライン式を、同社栃木工場で行った。
新型フーガは、同社のフラッグシップとなる高級セダン。発売は11月19日。3.7リッターと2.5リッターのV型6気筒エンジンを積むモデルが用意される。従来のフーガにあったV型8気筒モデルは当初用意されていないが、2010年には3.5リッターV型6気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルを加える。
オフライン式には同社の志賀俊之COO(最高執行責任者)が出席、「栃木工場はインフィニティブランドを始めとしたグローバルな高級車の生産工場であり、高い品質レベルを誇っている。新型「フーガ」は、これを体現する日産のフラッグシップモデルであり、必ずや多くのお客さまに受け入れていただけるものと確信している」と述べた。
同社は中期経営計画「日産GT2012」において、「品質領域でリーダになること」を目標の1つとしている。このため、栃木工場では、車体骨格インライン計測によるばらつき低減活動、全数走行による動的品質保証、人財育成など行っていると言う。
(編集部:田中真一郎)
2009年 11月 12日