マセラティ、「グラントゥーリズモ S MC スポーツライン」を公開

2009年11月13日受注開始
1973万4000円



コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドのマセラティ・グループCOO 鴨下俊之氏とMaserati S.p.A. 日本統轄マネージャーのファブリツィオ・カッツォーリ氏

 マセラティの輸入を行っているコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは11月12日、都内で「マセラティ グラントゥーリズモ S MC スポーツライン」を報道向けに公開した。13日より受注を開始する。

 「マセラティ グラントゥーリズモ S MC スポーツライン」は「マセラティ グラントゥーリズモ S」に、各種のオプションを装着したモデル。

 空力を改善して、トラクションとコーナリング性能を向上させるフロントのカーポン製デフレクターとリアスポイラーをセットにした「MCエアロダイナミクスパッケージI」(31万5000円)をはじめ、車高を10mmダウンする「MCサスペンション・セットアップ」(25万5000円)、そのほか内外装を変更するパッケージや単品パーツが揃っている。

 これらのパッケージをすべてひとまとめにした「MCスポーツライン フルパッケージ」は223万4000円。ベースの「マセラティ グラントゥーリズモ S」が1750万円なので、装着した場合は合計で1973万4000円の車両となる。

「MCスポーツライン フルパッケージ」を装着、前後スポイラーのほか、専用ホイール、カーボンパーツなどを装着している

レーシングスピリッツの伝統を受け継ぐスペシャルオプション
 今回はクルマそのものの発表ではなく、オプションパッケージの発表。2008年12月のボローニャモーターショーで発表されたこのオプションは、「FIA GT選手権」で5年連続のチーム優勝や2003年以降3度のドライバーズタイトルを獲得したマセラティのレーシングスピリッツを受け継ぐスペシャルオプションとして設定されたと言う。

 Maserati S.p.A. 日本統轄マネージャーのファブリツィオ・カッツォーリ氏は「ちょっとカーボンファイバーを追加してスタイルをよくしたのではなく、ドライビングエクスペリエンスを向上させている」とし、スタイリングだけでなく、空力やサスペンションの改善を強調した。

 また、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドのマセラティ・グループCOO 鴨下俊之氏も「通常のオプションパッケージよりも、少し、意味合いが重い」として、単なるオプションパーツでないことを強調する。

 鴨下氏は「パート、パートで選べ、サスペンションだけ、インテリアだけ、外観だけを選ぶことができる。お客様はさまざまな嗜好を持っているので、それぞれの嗜好と、それぞれのクルマに対する接し方で選べるオプションだ」と選択範囲が広いメリットを挙げた。

全てコミのフルパッケージで223万4000円のプラス
 「MCスポーツライン フルパッケージ」は、各種パッケージと単品オプションで構成される。合計では223万4000円だが、各パッケージや単品オプション別に価格が設定されている。

 これらはすべて新車オーダー時のメーカーオプション。すでに購入した「マセラティ グラントゥーリズモ S」への装着はできないが、後付可能なオプションとしての販売は検討中だと言う。

専用のグロスブラック仕上げの20インチホイール「MCエアロダイナミクスパッケージII」に含まれるカーボンミラー
フロントスポイラー装着により外見が変わるため、国の再認証が必要とのこと車高は10mmダウン
リアスポイラーもカーボンスポイラーにもロゴが入る
カーボン製ドアハンドルドアの上部にもカーボンのトリムが取り付けられる助手席ダッシュボードには車名のロゴが入る
カーボンを多用した内装
マセラティの特徴でもある時計の下にもカーボンパネルが装着されるステアリングの握りもカーボンにすることができるMCデザインのアルミペダル
インパネ内もカーボンファイバー仕上げとなるアルカンターラ・シートはベース車と同じ
トランクルームもベース車と同じトランクリッドにはエンジンの排気量を示す「4.7」のバッジ「マセラティ グラントゥーリズモ S」のエンジンはV型8気筒 4.7リッター DOHC、最高出力は323kW(440PS)、最大トルクは490Nm(50.0kgm)
ベースとなる「マセラティ グラントゥーリズモ S」、カーボンパネルはないが、アルカンターラの内装など、スポーツモデルであることを誇示している
マセラティ グラントゥーリズモは4.2リッターエンジンを搭載するベーシックモデル
マセラティ グラントゥーリズモ S オートマチックは4.7リッターエンジンを搭載するトルコン式ATモデル

(正田拓也)
2009年 11月 12日