フォルクスワーゲン グループ ジャパンは11月19日、「ディーラー パフォーマンス コンテスト2009」の結果を発表した。ディーラー パフォーマンス コンテストは、車両修理、販売時の接客、サービス入庫時の受付対応、部品検索など、ディーラー業務に関する各分野で必要な専門知識ならびに実務能力を問うもので、それぞれに設定された学科、実技試験による総合得点で評価される。

　今年は237店舗から677名が「サービステクニシャン」「セールスエグゼクティブ」「アドバイザー」「パーツ」各部門の全国予選に挑戦し、最終的に46名が決勝に進出。11月18日、JR浜松駅に隣接する複合施設「アクトシティ浜松」内展示イベントホールで決勝大会が開催された。

　各部門別の評価ポイントは以下のとおり。

・サービステクニシャン部門
　不具合の状況についてプロの見地から正確に捕捉すること。さらに、専用の診断機器や整備書を用いて手順通りに作業が行えたか。また、不具合個所の構造や電気回路を熟知しているか。

・セールスエグゼクティブ部門
　「お客様の話を傾聴する」ことや「お客様のニーズを聴き出す」技術、さらに、それらを元に的確に提案、コミュニケーションできるか。

・アドバイザー部門
　接客・問診・提案、そして、顧客ニーズの発掘などの幅広いスキルを持っているか。

・パーツ部門
　基礎知識のほかに部品検索システムを活用した正確・迅速な部品検索、在庫管理に関する知識を有するか。

　これらの観点から評価が行われ、入賞者（以下敬称略）が決まった。

■サービステクニシャン部門

■セールスエグゼクティブ部門

■アドバイザー部門

■パーツ部門（Volkswagen店のみ）

　なお、サービステクニシャン及びアドバイザー部門の優勝者（各1名ずつ）は、独フォルクスワーゲンAGが、2010年5月に開催を予定している全世界のサービステクニシャン、アドバイザーを対象に世界一を競う「Service Qualification World Championship（SQWC）」に、日本代表選手として出場する。この世界大会では、昨年、サービステクニシャン部門に出場した日本代表選手が2位になったと言う。