自販連（日本自動車販売協会連合会）は12月4日、2009年11月の乗用車車名別販売台数を発表した。あわせて、全軽自協（全国軽自動車協会連合会）も2009年11月の軽四輪車通称名別新車販売速報の発表を行った。

　自販連のランキングによると、11月はトヨタ「プリウス」が2万6815台で1位。これは今年の5月以降7カ月連続のもので、以下、コンパクトカーのホンダ「フィット」（1万7178台）、トヨタ「ヴィッツ」（1万3429台）と続く。10月に7047台で9位だったホンダ「インサイト」は9413台で5位に回復した。

　トップ10に入った上位陣を10月の販売台数と比較してみると、首位のプリウスが103台、8位のパッソが1891台減少したものの、そのほかの車種は販売台数を増加する結果となった。

■2009年11月の普通車車名別販売台数

　全軽自協の軽四輪車通称名別新車販売速報によると、11月はスズキ「ワゴンR」が1万3704台で、12カ月連続の1位。ダイハツ「ムーヴ」は、ワゴンRとわずか187台差の1万3517台で惜しくも2位だった。以降ダイハツ「タント」の1万507台、ダイハツ「ミラ」の1万285台、スズキ「パレット」の7550台と続いた。

■2009年11月の軽自動車車名別販売台数