JAF、本格的な冬シーズンに向けて車両点検の呼びかけ
12月はバッテリー上がりが最も多い月

2008年12月から2009年11月にかけて「バッテリー上がり」でJAFロードサービスが出動した件数

2009年12月16日



2008年12月から2009年11月にかけて燃料切れ、タイヤのパンクなどでJAFロードサービスが出動した件数

 JAF(日本自動車連盟)は12月16日、本格的な冬シーズンを前に車両点検の呼びかけを行った。

 2008年12月から2009年11月の12カ月間において、バッテリー上がりが原因でJAFロードサービスが出動した総件数は85万8609回。最も多かった月は2008年12月の8万9391回で、JAFによると12月はバッテリー上がりが最も多い月だと言う。

 これは気温が低くなるとバッテリー内の液体温度が低下し、それに比例してバッテリーの能力(容量)も低下する傾向にあるからだとしている。バッテリーは使用環境によって劣化状況やコンディションが変化するので、早めにディーラーや自動車整備工場、ガソリンスタンドなどでのバッテリーチェックすることを推奨している。

 また、ETC通行料土日祝日上限1000円とする休日特別割引が実施された今年の春以降、高速道路上での燃料切れによる出動件数も増加していると言い、もっともトラブルの多いタイヤのパンクとあわせて燃料残量の事前確認の呼びかけも併せて行っている。

(編集部:小林 隆)
2009年 12月 16日