カーメイト、外部突起物規制に対応したルーフボックス「SHADOW16 ST」
ECE基準の認定も取得

ルーフボックス「SHADOW16 ST」

12月11日発売
6万3000円



 カーメイトは、外部突起物規制に適合するルーフボックス「SHADOW16(シャドゥ シックスティーン)ST」を、12月11日に発売した。価格は6万3000円。

 外部突起物規制は、「自動車と人との衝突または接触の際に人が負傷する危険性を減らし、または負傷の程度を軽減すること」を目的としたもの。道路運送車両法の保安基準第18条「車枠及び車体」のうち、「外装の技術基準」にあたり、2009年1月1日以降に生産(登録)された乗用車に適用される。

 今回発売されたSHADOW16 STは、カバーの端部(エッジ)にゴムのモールを装着するなどの改良を行ったほか、ECE(国連欧州経済委員会)基準の認定を取得(認定マーク:Eマーク)したことで、外部突起物規制の基準をクリア。車検時にキャリアを外すなどの手間がかからないものとしている。

 デザインは“直線性”“面の張り”を取り入れつつ、“剛性”も表現し、車体との一体感にこだわった。取付金具の高さは2段階に調整でき、純正クロスバーや純正キャリア(角型、翼型)に取り付けることができる。

 また、従来のカバーは、開けるときに片手でセーフティロックの解除ボタンを押しながら逆の手であけるなど両手を必要としたが、「SHADOW16」はワンプッシュでセーフティロックの解除ができるため、荷物などを持ったままでも操作を可能とした。左右どちらからでも開閉を行える。

 カラーはマットブラックの1色で、サイズは2000×810×340mm(全長×全幅×全高)。重量は19kgで、容量は440L。

カバーのエッジ部にゴムのモールを装着するなどの改良を行い、外部突起物規制の基準をクリア

(編集部:小林 隆)
2009年 12月 18日