AAAL、ロングドライブおよびカー用品購入に関する意識調査の結果を発表
高速道路料金の値下げでロングドライブ需要、それに伴うメンテナンス用品需要が増加

2009年12月18日発表



 AAAL(オートアフターマーケット活性化連合)は12月18日、ロングドライブの状況およびカー用品購入に関する現状を知るための「ロングドライブ及びカー用品購入に関する意識調査」の調査結果を発表した。

 この調査は、ロングドライブに便利で役立つカー用品を紹介し、各種カー用品に興味を持たせるとともに、便利で快適なカーライフを楽しんでもらうことを目的とした「ロングドライブグッズプレゼントキャンペーン」の応募者1882名を対象に、AAALのWebサイト上で実施したもの。調査期間は10月15日~11月30日。

 質問は5つ。1つ目の昨シーズン(2008年12月~2009年1月)にロングドライブをしたかどうかの問いに対し、「ロングドライブした」と回答した人は66%だった。次に今シーズン(2009年12月~2010年1月)にロングドライブをするかとの質問に対して「多分する」との回答者が34%、「する」との回答者が26%を占め、昨シーズンに続き過半数のユーザーがロングドライブをする予定ということが分かった。

 また、ロングドライブをするにあたり、高速道路料金の割引がどの程度影響を及ぼしているかを聞いたところ、「大きく影響する」が40%、「多少影響する」が35%となり、多くのユーザーが高速道路の料金を意識していることが伺える。

「昨シーズン(2008年12月~2009年1月)にロングドライブをしましたか?」との質問に「ロングドライブした」と回答した人は66%「この冬期(2009年12月~2010年1月)にロングドライブをしますか?」との問いに「多分する」が34%、「する」が26%「この冬期(2009年12月~2010年1月)にドライブするかしないかを検討する上で高速道路料金が割引されていることはどの程度影響しますか?」との問いに「大きく影響する」(40%)、「多少影響する」(35%)が大きな割合を占めた

 次にカー用品を購入するタイミングについて聞いたところ、1位は「特にない」(40%)で、以下「ロングドライブ前」(25%)、「四季の変わり目」(16%)、車両購入時(14%)、ロングドライブ後(2%)と続き、車両購入時(新車・中古車問わず)よりもロングドライブ前にカー用品の購入を考えていることも分かった。

 最後の1年以内に購入したカー用品の種類についての質問では、「エンジンオイルをはじめとしたオイル系」(22%)が1位で、以下「車内小物用品」(19%)、「WAXなどのケミカル用品」(17%)、「タイヤ」(13%)と続いた。

 これらの結果から、AAALではETC車載器を利用した高速道路料金の値下げによりロングドライブ需要が増え、それに伴う各種オイル交換や、車内で快適に過ごすためのグッズ購入者が多かったのではないかと言う。また、車を利用する機会の増加や車齢の長期化により、ボディーをメンテナンスするユーザーが増えたことで、各種ケミカル用品やタイヤなどを購入したのではないかと推測している。

「あなたがカー用品を購入するタイミングとして一番多いと感じるのはいつですか?」の回答結果「あなたがここ1年間に購入したカー用品のジャンルは何ですか?」(複数回答可)の回答結果

(編集部:小林 隆)
2009年 12月 21日