フィアット グループ オートモービルズジャパン、ディーラーにフィアットの呼称追加
従来のアルファ ロメオ呼称に加えフィアット呼称も

アルファ ロメオ・フィアットディーラーイメージ

2010年1月5日発表



 フィアット グループ オートモービルズジャパンは1月5日、同社の正規ディーラーの呼称に、従来からのアルファ ロメオに加え、フィアットの呼称も用いると発表した。

 同社の正規ディーラーでは、フィアット、アルファ ロメオ両ブランドを扱っているが、これまで、基本的なCI(コーポレートアイデンティティ)はアルファロメオの基準に則り、ショールーム外装のフェイシャバンドには「Alfa Romeo」のブランド名を記載し、店舗呼称も「アルファ ロメオ○○○」(○○○は地名)で統一していた。

 今回の呼称追加では、同一の店舗に、従来のアルファ ロメオの呼称や店舗サインなどを残したまま、フィアットの呼称として「フィアット○○○」(○○○は同一地名)と、フィアットの店舗サインを追加するというもの。広告なども、それぞれのブランドを冠した店舗呼称で表記するとしている。

 これは、2008年のフィアット 500導入以来、フィアット車への問い合わせや、販売台数が増えてきたためで、フィアット取扱店の存在をよりアピールするとともに、フィアットユーザーに対する、フィアットを所有する喜びとステータスを充実させるのが狙い。

 正規ディーラーは46法人73店舗(2010年1月現在)で、広告、Webサイトや販売店舗リストなどは1月から順次展開し、3月末までには店舗サインも改装する予定だとしている。

アルファ ロメオ江戸川・フィアット江戸川アルファ ロメオ石川・フィアット石川

(瀬戸 学)
2010年 1月 5日