FUJITSUBO（藤壷技研工業）は1月22日、2010年4月1日以降に製造されたクルマに適用される、新制度に適合した「AUTHORIZE（オーソライズ）」シリーズのマフラー、12車種用5商品を発売した。いずれもオールステンレス製で価格は4万7040円～16万3800円。

　新制度となる交換用マフラーの事前認証制度では、国土交通大臣による登録を受けた機関によって、加速騒音試験を行い、82dB以下であることを示す「性能等確認済み表示」を表示する必要がある。FUJITSUBOは、同社の裾野総合工場敷地内に国土交通大臣の登録を受けた加速走行騒音試験場を有しており、オーソライズマフラーシリーズはすべて、騒音試験をクリア。4月1日以降に製造されたクルマにも装着することができる。

　今回発売されたのは以下の5種類。

■「AUTHORIZE R」レガシィ ツーリングワゴン 2.5 GT（BR9）用
　スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.5 GT（BR9）に適合したオールステンレス製軽量スポーツ・スペックマフラー。パイプ径は70.0φ-60.5φで出口形状は117φラウンドスラッシュの左右出し。

　FUJITSUBO社内データでは、最高出力で3.3kW（4.5PS）、最大トルクで8.9Nm（9.0kgm）向上。重量も4.8kg軽量化している。価格は16万3800円。

■「AUTHORIZE S」ウィッシュ1.8S 2WD（ZGE20W）用
　トヨタ ウィッシュ1.8S 2WD（ZGE20W）に適合する価格と性能のバランスを重視したオールステンレス製マフラー。1.8Sグレード専用となる。

　パイプ径は50.8φで出口形状は102×72φのラウンドオーバルスラッシュ。FUJITSUBO社内データでは、最高出力で1.6kW（2.2PS）、最大トルクで3.9Nm（0.4kgm）向上。価格は6万3000円。

■「AUTHORIZE S」フリード 1.5 2WD（GB3）用
　ホンダ フリード 1.5 2WD（GB3）に適合する価格と性能のバランスを重視したオールステンレス製マフラー。

　パイプ径は50.8φで出口形状は102×72φのラウンドオーバルスラッシュ。FUJITSUBO社内データでは、最高出力で1.1kW（1.5PS）、最大トルクで3.0Nm（0.3kgm）向上。価格は5万7540円。

■「AUTHORIZE K」ワゴンR スティングレー ターボ 2WD（MH23S）用
　スズキ ワゴンR スティングレー ターボ 2WD（MH23S）、スズキ アルト ラパン ターボ 2WD（HE22S）、マツダ AZワゴン カスタムスタイル ターボ 2WD（MJ23S）に適合する、性能とビジュアルにもこだわったオールステンレス製マフラー。

　パイプ径は38.1φ-50.8φ-45.0φで出口形状は70φのラウンドスラッシュ。FUJITSUBO社内データでは、ワゴンR スティングレー ターボの場合で、最高出力0.7kW（1.0PS）、最大トルクで2.9Nm（0.3kgm）向上。価格は5万7540円。

■「AUTHORIZE K」ムーヴ カスタム ターボ 2WD（MH23S）用
　ダイハツ タント カスタム（L375S）、ムーブ カスタム（MH23S）、ムーブコンテ カスタム（L575S）のそれぞれターボとNAの2WDに適合。性能とビジュアルにもこだわったオールステンレス製マフラー。

　パイプ径は45.0φ-50.8φ-45.0φで出口形状は70φのラウンドスラッシュ。FUJITSUBO社内データでは、ワゴンR スティングレー ターボの場合で、最高出力2.1kW（2.9PS）、最大トルクで1.9Nm（0.2kgm）向上。価格は4万7040円。