レクサス、5ドアのハイブリッド車「CT200h」をジュネーブショーに出展
日本では2011年初頭に発売を予定

CT200h

2010年3月1日発表



 レクサス(トヨタ自動車)は3月1日、新型ハイブリッド車「CT200h」をスイスで開催される「第80回 ジュネーブ国際自動車ショー(80th International Motor Show)」(プレスデー:3月2日、3日、一般公開日:3月4日~14日)で公開する。日本での発売は2011年初頭を予定。

 CT200hは、直列4気筒1.8リッターのアトキンソンサイクルガソリンエンジンとモーターを搭載する、2WD(FF)5ドアのハイブリッド。バッテリーにはニッケル水素を用いており、ハイブリッドシステムも専用に最適化されていると言う。

 ボディーサイズは、4320×1765×1430mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2600mm(欧州仕様)。これは「HS250h」の4700×1785×1505mmよりコンパクトなサイズとなる。

 CT200hの車名は“Creative Touring vehicle”から名付けられ、200は2リッター並の動力性能を持つことを、hはハイブリッド車であることを示し、同排気量クラスの車としては、クラストップの環境性能を持つとしている。

 インテリアでは、操作を行う「オペレーションゾーン」と、情報を表示する「ディスプレイゾーン」を明確に分離したデザインを行い、シフトノブやリモートタッチなどをドライバーを囲むように配置したことで、高い操作性を実現すると言う。また、走行モードは、パワーと低燃費をバランスさせた「通常走行」モードに加え、ダイレクトなハンドリング性能と機敏な加速性能を発揮する「SPORT」、燃費を最優先して穏やかに走行する「ECO」モードのほか、モーターのみによる走行の「EVドライブ」モードを用意。SPORTモードではメーター照明などを赤色に、ECOモードでは青色に変化させる。

(編集部:谷川 潔)
2010年 3月 1日