トヨタテクノクラフトのモータスポーツブランドである「TRD」は、トヨタ「カローラ フィールダー」をベースにしたコンプリートカー「カローラ フィールダー“GT”TRD Turbo」を4月5日より発売する。価格は267万円。

　ベースとなるのはカローラ フィールダーX“HID Limited”で、1.5リッターの直列4気筒DOHCエンジンを搭載する5速MTモデル。これに専用ターボチャージャー、専用ECU、専用インタークーラーを搭載しプレミアムガソリン仕様とすることで、最高出力110Kw（150PS）/6000rpm、最大トルク196Nm（20.0kgm）/4800rpmを発生する。これはノーマル比で40PS、5.7kgmの向上となる。

　出力の向上に伴って、クラッチには強化クラッチカバーを装備し、サスペンションはTRD Sportivoサスペンションフルセットを装着。タイヤは16インチへとインチアップし、ホイールはTRDのTF4アルミホイールを標準装備する。

ターボチャージャーやインタークーラーでポテンシャルアップしたエンジン	専用ターボチャージャー	専用インタークーラー
TRD Sportivoサスペンションフルセット	TF4 16インチアルミホイール＆タイヤセットを標準装備。タイヤサイズは195/55 R16

　エクステリアは、専用エアログリル、フロントスポイラー、サイドマッドガード、リアバンパースポイラー、TRD Turboエンブレム、専用GTエンブレムでスポーティに演出。インテリアでは、インターフェイスとなるステアリングとシフトノブを本革巻きとしている。

フロントスポイラー(フォグランプはトヨタ純正用品)	サイドマッドガード
リアバンパースポイラー	リアハッチに付くGTエンブレム
本革巻き3本スポークステアリングホイール	TRDのロゴが入った本革巻きシフトノブ

■よりスポーティさを極める豊富なオプション
　標準での架装に加え、オプションも多数用意している。ホイールは「TF1」と「TF4」の2種類の17インチアルミホイールをラインアップ。いずれもタイヤはミシュランパイロット プレセダ PP2を組み合わせる。走りを磨くアイテムとして、ビルシュタインサスペンションフルセットやスポーツブレーキパッド&シューも設定する。

　さらにエクステリアでは、カラードの前後フェンダープロテクターやボディーストライプなどを用意。フェンダープロテクターは片側約18mm張り出すため、3ナンバー登録となる。また、インテリアではレカロ製シート「SR-7」を設定する。

TRD TF1 17インチアルミホイールとミシュラン パイロット プレセダ PP2のセット。1台分で11万5500円	TRD TF4 17インチアルミホイールとミシュラン パイロット プレセダ PP2のセット。1台分で9万4500円	ビルシュタインサスペンションフルセットは10万2900円
スポーツブレーキパッド＆シューは3万1500円	フェンダープロテクター（カラード）フロント･リアは6万3000円	ボディーストライプセットは2万6250円
レカロシート（SR-7 ブラック）は運転席、助手席を用意。1脚11万5500円

　そのほか、ディーラーで装着可能なパーツとして、インテリアパネルセットやドアスカッフプレート、スポーツエアフィルターなどもリリースされている。

インテリアパネルセット、3万6750円（工賃別）	ドアスカッフプレート、1台分で3万1500円（工賃別）	スポーツエアフィルターは8610円（工賃別）