三菱、ジュネーブショーの出展概要 コンパクトクロスオーバーの「ASX」や、「Mitsubishi Concept PX-MiEV」など |
三菱自動車工業は3月2日、新型コンパクトクロスオーバーの「ASX」などを、スイスで開催中の「第80回 ジュネーブ国際自動車ショー(80th International Motor Show)」(プレスデー:3月2日、3日、一般公開日:3月4日~14日)で公開した。
ASXは、2月に日本で発売された新型「RVR」の欧州仕様で、ミッドサイズのSUV「アウトランダー」に加えて投入することで、欧州で近年拡大しているクロスオーバーカテゴリーの車種を拡充する。
1.8リッターガソリンエンジンのRVRと異なり、三菱重工業と共同開発したアイドリングストップ機構を持つ1.8リッター直噴ターボディーゼルエンジン「DI-D MIVEC」を搭載。6速MTを組み合わせることで、優れた環境性能を実現したと言う。
ASX |
ASXのインストルメントパネル | DI-D MIVECエンジン |
そのほか、コンセプトカーの「Mitsubishi Concept PX-MiEV」も展示。Concept PX-MiEVは、電気モーターによる走行のほか、エンジンが必要に応じて充電や走行を補助する「三菱プラグインハイブリッド」システムや、差動モーターを用いて後輪左右のトルクを移動するE-AYC(Electric powered Active Yaw Control)を新たに搭載したS-AWC(Super All Wheel Control)で、高い環境性能と走行性能を両立させた新世代クロスオーバーであるとのこと。
一般公開日は、「ランサーエボリューション」や「コルト」を加えた11台を展示するとしている。
(編集部:谷川 潔)
2010年 3月 3日