岩谷産業、販売会社20社の営業車をLPガス軽自動車に
営業車約1000台を、三菱の「ミニキャブ バン」に順次転換

導入するLPガス軽自動車のミニキャブ バン

2010年3月15日発表



 岩谷産業は3月15日、事業会社(販売会社、全20社)の営業車を順次、LPガス軽自動車に切り替えると発表した。

 岩谷産業は、従来から自社の営業車両のLPガス車への転換を進めている。2011年度までに60.2%をLPガス車とすることを目標としており、2009年9月末の時点で52.6%がLPガス車となっている。

 今回の発表は、LPガス車の導入が遅れていた全国20の事業会社で、三菱自動車工業のLPガス軽自動車「ミニキャブ バン」(平成17年度排出ガス規制、四つ星)への入れ替えを進めるというもの。2009年6月末時点の事業会社でのLPガス車普及率は11.8%。年間130台、2年間で260台のペースで転換を行うほか、イワタニ関東ではすでに全16台を切り替えており、LPガス車の普及率を25%まで高める。

 岩谷産業では、ガソリン車に比べCO2排出量が12%少なく、また、ディーゼル車と比べてPM(粒子状物質)が1/10以下というLPガス車への転換を、自らの役割として取り組んでいくと言う。

(編集部:谷川 潔)
2010年 3月 16日