国交省、抽選希望ナンバーを一部見直し
名古屋「111」、京都「5」、大阪「1000」を抽選に

2010年4月5日発表



 国土交通省は4月5日、希望ナンバー制度における抽選希望ナンバーを一部見直すと発表した。

 希望ナンバー制度は、自動車のナンバープレートに自分の希望する番号をつけることができるもので、1999年に全国的に導入された。新規登録を行う場合、管轄変更を伴う移転登録または変更登録を行う場合、現在のナンバープレートが破損・汚損し新規発行する場合に4桁のアラビア数字に希望する番号をつけることができる。運輸支局等に隣接して設置されている「希望番号予約センター」の窓口で直接申込みを行うほか、郵送やFAX、全国自動車標板協議会のWeb「希望番号申込サービス」から申し込める。

 国交省では、自動車ユーザーができるだけ長く、かつ公平に入手することができるよう、毎年希望ナンバーの払出状況(ナンバー交付状況)について調査を行っており、とくに希望の多いナンバーについては、抽選を行って申請を受け付けている。

 すでに、1、7、8、88、333、555、777、888、1111、3333、5555、7777、8888の13通りの組み合わせについては、全地域において抽選対象となっており、また、各地域においても特定の組み合わせについて抽選対象になっている。今回新たに抽選に移行するナンバーは、登録自動車の名古屋「111」、京都「5」、大阪「1000」の3種類。全国共通の13種類に加え名古屋では計9種類が、京都では計2種類が、大阪では計11種類が抽選対象のナンバーになった。

 また、普通乗用車(3ナンバー)についても見直しが行われ、品川「8」、大阪「8」神戸「8」の3つのナンバーが毎週4個から2個へ、神戸「88」が毎週2個から1個へと変更された。

 軽自動車については。従来と同様で、今回の見直しにおける変更はない。

 この見直しについては、5月6日(インターネット申込みは5月3日)から受け付けを開始し、5月13日より払い出しを開始する。

(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 5日