スバル、電動式塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」
独自開発のパラレル駆動方式を採用。充電はプラグイン方式

塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」

2010年4月12日発売



 スバル(富士重工業)は、廃棄物の積込みや排出作業を電動で行う塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」を、4月12日から発売する。

 フジマイティーエレクトラは、2次電池として普及しているシールドバッテリーを動力源とした専用モーターを搭載し、廃棄物の収集や排出などの作業中にエンジンを停止できる。これにより、作業時のCO2の排出量や消費燃料、騒音などを大幅に削減できると言う。

 作業中のバッテリー切れなどにも考慮し、モーター駆動とエンジン駆動を任意で切り替えられるパラレル駆動方式を採用。充電は、家庭用コンセント(100Vもしくは200V)を用いたプラグイン方式を採用する。

 投入口はプレス式と回転板式の2タイプを用意。主な仕様は次のとおり。

プレス式回転板式

適用シャシー

2tクラス

ボディー容積4.3m34.4m3
投入口の高さ720mm745mm
投入口の幅1430mm1435mm
積込サイクル

約10秒

排出時間約15秒約12秒
排出方法強制排出ダンプ排出

(編集部:小林 隆)
2010年 4月 6日