ネットエイジア、プリウスとインサイトについての意識調査
先行者プリウスに、インサイトは若さとセンスで対抗

2010年4月9日発表


 ネットエイジアは、ハイブリッドカー「プリウス」「インサイト」についての意識調査を携帯電話で行い、その結果を4月9日に発表した。

 対象となったのは20~59歳で「自宅に自分が運転する自動車がある」と答えた1000名の携帯電話ユーザー。うち3.6%がハイブリッドカーを所有している。

 全体で79.9%が「ハイブリッドカーに関心がある」と答え、購入意向があるユーザーも86.4%にのぼる。また、ハイブリッドカーと聞いてイメージするメーカーは「トヨタ」が85.0%、「ホンダ」が12.1%、「日産」が1.3%となった。

 「プリウス」と「インサイト」のどちらを購入するかという質問では、プリウスが63.7%、インサイトが36.3%。男女別でもプリウスのほうが多いが、男性はプリウス67.3%、インサイト32.7%と開いているのに対し、女性はプリウス58.9%、インサイト41.1%で、両車の差が小さい。

 プリウスのイメージは、「燃費がよい」68.2%、「自然環境にやさしい」52.4%、「音が小さい」34.8%、「技術力の高い」25.0%、「先進的な」18.7%、「安定感のある」17.9%と続く。

 インサイトのイメージは「燃費がよい」57.9%、「自然環境にやさしい」43.1%、「低価格である」37.3%、「コストパフォーマンスのよい」23.0%、「スポーティな」21.3%、「デザイン性の高い」17.5%。先進的で、先行者としての認知度が高いプリウスに対し、インサイトは低価格、スポーティネスなど若々しさでアピールしているのが見て取れる。

 なお59.6%が「多少価格が高くても、環境に配慮した製品を使いたい」と答えており、「減税や補助金が無かったとしても環境に優しい車に乗りたい」回答者も57.8%にのぼった。

 一方、エコカー補助金の半年延長は53.2%が知っているが、エコカー補助金を利用して車を買いたいのは27.9%となった。

(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 9日