JAF、子供の車内閉じ込めが2カ月で452件に
前年より約16%の増加

2010年4月13日発表



 JAF(日本自動車連盟)は4月13日、2月と3月のロードサービスのうち、幼い子供が車内に残されたたままの「キー閉じ込み」件数が、前年の391件から452件へと約16%増加したと発表した。

 このうち、車内にいる子供がドアをロックしてしまった件数は114件と、全体の25%に上る。JAFのテストでは、気温20度程度でも、閉め切った車内の温度が50度程度に上昇する結果が出ており、春など比較的過ごしやすい季節でも危険なため、わずかな時間でも車内に幼い子供を残すことのないよう呼びかけている。

 なお、2月と3月の「キー閉じ込み」件数は5万1561件と、前年より約10%減少している。

(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 13日