ユニデン、車載用地デジチューナー「DTM420Z」
miniB-CASカードの採用により、4チューナー×4アンテナで業界最小クラス

DTM420Z

2010年4月26日発売
オープンプライス



 ユニデンは、4チューナー×4アンテナ方式の車載用地デジチューナー「DTM420Z」を4月26日に発売する。価格はオープンプライスで、同社の直販サイト「ユニデンダイレクト」(http://www.uniden-direct.jp/)による直販予定価格は4万6800円(送料込)。

 DTM420Zは、前モデルの「DTM410」と異なり、地デジ視聴に必要となるB-CASカードに、SIM形状のminiB-CASカードを採用。これにより本体サイズの小型化が図られた。本体サイズは、160×114×21.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約440g。これは、前モデルより、容積で約30%小型化、重量で約45%軽量化されており、4チューナー×4アンテナ方式のフルセグ(12セグ/ワンセグ)対応車載用地上デジチューナーとして、業界最小クラスだと言う。

 機能としては、12セグ放送の受信が困難になった場合にワンセグ受信に切り替える「ワンセグ自動切替」、自動で走行エリア付近の最適な中継局を探す「中継局サーチ」、県域(広域)放送エリアを越えた際に同一の系列局を探す「系列局サーチ」を搭載。緊急警報放送(EWS)に対応するほか、映像出力端子としてコンポジットビデオ端子(RCAコネクター)を2系統備えるため、リアモニターでの利用も可能となっている。

 付属品としては、リモコンが付属するほか、前モデルでは2本付属していたフィルムアンテナが4本装備となり、取り付けも簡単なアースレスタイプに変更された。

 なお、地デジの字幕放送や、EPG(電子番組表)に対応するが、データ放送、双方向サービスには対応しない。

DTM420Zに付属のリモコンアースレスタイプのフィルムアンテナも4本付属する

(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 19日