三菱、「トライトン」を一部改良 内外装のリフレッシュのほか、エンジン性能を向上 |
三菱自動車工業は、ピックアップトラック「トライトン」を一部改良し、4月22日に発売した。価格は298万円。
トライトンは、タイで生産し日本に輸入販売しているピックアップトラック。今回の一部改良では内外装のリフレッシュを図ったほか、エンジンの出力/トルクを向上した。
エクステリアでは新デザインのフロントバンパー&グリル、16インチアルミホイール、サイドステップを採用するとともに、オーバーフェンダーの色をグレーからボディー同色に変更。さらにフロント/サイドターンランプレンズをアンバーからクリアタイプに変更し、スタイリッシュな仕上がりとした。
ボディーカラーは新色クォーツブラウンメタリックに加え、ブラックマイカ、クールシルバーメタリックの全3色を設定。従来モデルでラインアップしたディープブルーマイカは廃止された。
インテリアでは、フロアコンソールのデザインを変更するとともに、アームレスト兼用の生地貼りのリッド(蓋)を追加。メーター、エアコンダイヤルの盤面色と、ステアリング、シフトレバー、トランスファーレバーのステッチ色はブルーからブラックに変更している。あわせて、フロントシートのホールド性を高めるとともに、シート生地のデザインを一新した。
エンジンは従来から採用しているV型6気筒SOHC 3.5リッターのガソリンエンジンを搭載するが、電子制御スロットルバルブを新たに採用したことで、最高出力を131kW(178PS)から最高出力137kW(186PS)、最大トルクを295Nm(30.1kgm)から303Nm(30.9kgm)に引き上げている。オートクルーズコントロール機能も新たに追加した。
ボディーサイズは5030×1800×1780mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3000mm。車両重量は1850kgで、乗車定員は5名。
(編集部:小林 隆)
2010年 4月 22日