トヨタ、カローラ「アクシオ」「フィールダー」を一部改良し燃費向上
黒を基調としたカローラフィールダーの特別仕様車「S“202”」も発売

カローラアクシオ LUXEL“αエディション”(ボディーカラーはブラックマイカ)

2010年4月26日発売
カローラアクシオ:139万5000円~244万円
カローラフィールダー:159万5000円~237万3000円



カローラフィールダーX“Gエディション”(ボディーカラーはコバルトブルーメタリック)

 トヨタ自動車は4月26日、カローラ「アクシオ」「フィールダー」に一部改良を行い発売した。価格はカローラアクシオが139万5000円~244万円、カローラフィールダーは159万5000円~237万3000円。

 一部改良では、1.5リッターエンジン搭載の2WD(FF)車でエンジン・トランスミッション制御の最適化が図られ、10・15モード燃費を従来から1.4km/L向上して20.0km/Lとし、「平成22年度燃費基準+25%」に適合した。

 また、1.8リッターエンジン搭載車に新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を採用し、2WD車で10・15モード燃費を18.6km/L(カローラアクシオで1.4km/L、カローラフィールダーで1.8km/Lの向上)、4WD車でそれぞれ1.2km/L向上の15.6km/Lとし、「平成22年度燃費基準+20%」を達成。

 これによりすでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」とあわせ、「環境対応車普及促進税制」(エコカー減税)による自動車取得税と自動車重量税の減税措置は、1.5リッター車で75%、1.8リッター車で50%減税される。なお、今回の改良はウェルキャブ車でも同様に実施される。

 同日にはカローラフィールダーの特別仕様車「S“202”」も発売した。

 Sをベースに、S“AEROTOURER”の装備に加えて黒を基調とするさまざまな特別装備を施した。エクステリアは専用ボディーカラーのレイヤードブラックのほか、専用フロントグリルやグレードエンブレム、ダークメタリックアルミホイールを採用。

 インテリアでは、センタークラスタ-パネル、パワーウインドースイッチベース、インサイドドアハンドルにピアノブラック塗装を、シート、コンソールボックス、ドアトリムにシンセティックレザーを施したほか、ステアリング、シフトノブを本革巻きとした。シートベルトは専用ホワイトカラーのシートベルトを装備する。

カローラアクシオ

グレードエンジン変速機駆動方式価格
X“ビジネスパッケージ”直列4気筒DOHC
1.5リッター
CVT2WD(FF)139万5000円
X144万円
G167万円
LUXEL直列4気筒DOHC
1.8リッター
200万円
4WD218万9000円
LUXEL“αエディション”2WD(FF)244万円

カローラフィールダー

グレードエンジン変速機駆動方式価格
X直列4気筒DOHC
1.5リッター
CVT2WD(FF)159万5000円
X“G EDITION”175万円
X“AEROTOURER”183万円
S直列4気筒DOHC
1.8リッター
202万5000円
4WD220万3500円
S“AEROTOURER”2WD(FF)212万円
4WD227万7500円
S“202”2WD(FF)220万5000円
4WD237万3000円

(編集部:小林 隆)
2010年 4月 26日