三菱、プジョー・シトロエンとコンパクトSUVの協業に合意
2012年初頭にRVRベースの新型車を欧州市場に投入

新型RVRをベースにプジョー、シトロエンそれぞれに向けたモデルを開発する

2010年4月27日発表



 三菱自動車工業は4月27日、仏PSAプジョー・シトロエンとコンパクトSUVの協業に合意したと発表した。これにより、三菱が2月に発売した「RVR」(欧州名:ASX)のプラットフォームをベースに、プジョー、シトロエンそれぞれのブランドに向けたモデルを開発し、2012年初頭の欧州市場投入を目指す。供給台数は年間5万台。

 新たに開発するモデルには2WD車と4WD車を用意し、エンジンはPSA製1.6リッター HDi ディーゼルエンジンを搭載するほか、外観デザインはプジョー、シトロエンブランドそれぞれに独自のものを採用すると言う。

 PSAプジョー・シトロエンは、新型モデルを市場投入することで顧客層の拡大を図るとともに、コンパクトSUVの生産台数規模を増加させることで生産性のさらなる向上を図る構え。

(編集部:小林 隆)
2010年 4月 27日