パイオニア、カロッツェリア エアーナビ 3製品
PNDとして業界初となる無料地図更新を2013年10月まで提供

AVIC-T07

2010年6月下旬発売
オープンプライス



 パイオニアは、カロッツェリア エアーナビ 3製品を6月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。

 エアーナビは、PND(Personal Navigation Device)として5.8型ワイドVGAワンセグタイプのみがラインアップされていたが、新型エアーナビは筐体デザインを初めて変更したほか、5.8型ワイドVGA(800×480ピクセル)ワンセグタイプ「AVIC-T07」に加え、4.8型ワイドVGAワンセグタイプ「AVIC-T05」を用意。AVIC-T05では、本体色をプレシャスグリーンにしたほか、オリジナルグッズ(microSDカードポケット付きストラップ、本体カバー、クリーンニングキット)が付属する数量限定モデル「AVIC-T05-S1」も発売される。

AVIC-T05本体色が特別色となるAVIC-T05-S1
商品名型番店頭予想価格
5.8型ワイドVGA ワンセグTV/
MicroSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応
メモリー通信ナビゲーション
AVIC-T076万円~7万円前後
4.8型ワイドVGA ワンセグTV/
MicroSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応
メモリー通信ナビゲーション
AVIC-T055万円~6万円前後
4.8型ワイドVGA ワンセグTV/
MicroSD/WMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVI対応
メモリー通信ナビゲーション
AVIC-T05-S15万円~6万円前後

 新型エアーナビでは、操作性の向上を目指して操作レスポンスを最大で従来機種の3倍にしたほか、独自のデータ圧縮技術「L-format」により地図データを約1/5以下に圧縮し、8GBの内蔵フラッシュメモリーで10mスケールの詳細市街地図表示を可能にした。

 地図データは2013年10月まで追加料金なしで毎月更新可能となっており、同社によるとこれはPNDとして業界初になると言う。地図データの更新は、インターネットに接続したパソコン経由でmicroSDカード(別途用意が必要)に更新情報を記録し、その後カーナビ本体にメモリーカードを挿入して自動アップデート作業を行う「マップチャージ」機能によるもの。

 渋滞情報に関しては、VICSが整備されていない道路の渋滞情報も把握できる「スマートループ渋滞情報」に対応し、AVIC-T07のみFM VICSにも対応する。そのほか、「エコステータス」機能により、推定燃費や過去の燃費との比較結果、急発進警告の表示が行える。

 AV機能に関しては、いずれもワンセグの視聴ができ、microSDカードに記録したWMA/MP3/AAC/WAV/WMV/MP4/AVIの音楽・映像ファイルの再生が可能。

 本体サイズは、AVIC-T07が178×35.8×99mm(幅×奥行き×高さ)、AVIC-T05/AVIC-T05-S1が154.2×25.8×95.1mmで、重量は500g(AVIC-T07)、315g(AVIC-T05/AVIC-T05-S1)。電源はDC12-24VとAC100Vに対応し、シガーソケットへの電源ケーブル接続で動作するが、AC100Vでの利用には別売のACアダプター「RD-T150」(5250円)が、車両側のオーディオ電源での利用には別売の電源ケーブル「RD-032」(2100円)が必要となる。

 取り付けには、吸盤タイプの本体取り付け金具が付属し、セカンドカーなどにエアーナビを載せ替えて利用するための載せ替えキット「AD-T07」(AVIC-T07用、1万2600円)、「AD-T05」(AVIC-T05/AVIC-T05-S1用、8400円)も用意される。

(編集部:谷川 潔)
2010年 5月 6日