横浜ゴムは、ハイパフォーマンスタイヤ「ContiSportContact 5P（コンチ・スポーツ・コンタクト・ファイブピー）」を6月7日に発売する。サイズは235/40 ZR18 95Y XL～265/30 ZR21 XLの10サイズ。価格はいずれもオープンプライス。

　ContiSportContact 5Pでは、非対称トレッドパターンを採用するほか、前輪と後輪のサイズが異なる車種向けに、後輪専用のトレッドパターンを持つサイズを用意。タイヤの構造材であるベルト部に、ナイロンとアラミド繊維を結合した「0度ハイブリッドベルトカバー（ジョイントレスキャップ）」を用いることで、コーナリング時の走行安定性とグリップ性能を向上したと言う。

ContiSportContact 5Pの後輪専用タイヤ。4輪使用を前提としたものとはセンターのトレッドパターンなどが異なっている	マクロ・ブロック・テクノロジーにより、標準的なタイヤの設置面積より拡大されている	ベルト部には、ナイロンとアラミドの繊維を螺旋状に結合したものを用いている

　そのほか、グリップ力向上のために1/10000mmのカーボン粒子を配合した「ブラックチリ・コンパウンド」を新開発。高い粘着性を持つ化学樹脂のグリップ・レジンを配合することで、ドライ、ウェット時のブレーキ制動能力を高めたとしている。

ブラックチリ・コンパウンドや、化学樹脂によってグリップ力を高めている

　用意されるサイズとパターンの組み合わせは下記のとおり。