スズキ、アルトの新グレード「G4」 副変速機構付きCVTを採用し、エコカー減税75%に適合 |
スズキは5月11日、軽自動車「アルト」に新グレードの4WDモデル「G4」を設定し、発売した。価格は110万9850円。
G4は、「G」グレードの4WD・CVT車をベースに、キーレスプッシュスタートシステムや運転席シートヒーター、ヒーテッドドアミラー、リアシートヘッドレスト、イモビライザー機能を追加するとともに、リアシートを分割可倒式に変更するなど、日常での使い勝手を高めた。
トランスミッションは、前進2段の変速機構と従来のベルト式CVTを組み合わせた「副変速機構付CVT」を採用。これらにより10・15モード燃費を23.5km/Lとし、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)に適合、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。
VVT(可変バルブタイミング)付きの直列3気筒 DOHC 660ccエンジンを搭載し、最高出力は40kW(54PS)/6500rpm、最大トルクは63Nm(6.4kgm)/3500rpmを発生する。
なお、G4の設定に伴い、「G」「X」グレードに設定される4WD車はG4に集約された。
(編集部:小林 隆)
2010年 5月 11日