GNネットコム、6カ国のドライバーを対象に走行中の運転外行為を調査 着替え、化粧、携帯ゲーム、性的行為…… |
2010年5月18日発表
GNネットコムジャパンは5月18日、6カ国のドライバーを対象に走行中の運転外行為を調査した内容を発表した。これは、Jabraブランドのハンズフリーヘッドセットなどで知られるGNネットコムがLindberg Internationalに依頼し、その調査結果をまとめたもの。
調査対象は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、日本から均等に抽出した18歳から65歳までの消費者(各国300名)で、運転中に特定の行為をどのくらいの頻度で行うか、どのくらい危険と認識しているかなどについての質問項目が設けられている。
運転中の問題ある行為として各国の合計では、飲食をする、着替えをする、カーナビを操作する、携帯メールを打つ、などが一般的に見られ、新聞や雑誌を読む、携帯電子機器で映像やゲームを楽しむといった回答も含まれると言う。また、携帯電話の着信に応答する際、ハンズフリー機器を使用していると答えた人は、全回答者のうち、半数に留まる。
回答者の大部分(72%)が運転中に飲食をすることがあり、28%が携帯メール(GSM規格)のやり取りをしたことがあるとし、そのほか、着替えをする(約25%)、化粧をする(13%)、電子メールを書くか読む(12%)、新聞や雑誌を読む(10%)、携帯ゲームをする(5%)などが挙げられている。
そのほか、回答者のうち、29%の人が運転中にキスをした経験があり、運転中に性的行為をしたことがある人が驚くべき割合(15%)に達するとしている。
国別の違いについては、63%のドライバーが運転中にほかのドライバーを怒鳴りつけているようで、特にフランス人はその傾向が顕著と言い、運転中に身だしなみを整えること、ゲーム、映画、音楽再生など、電子機器を使いながら運転することに関しては、世界の中でも日本人の割合が最も高く、英国人はより安全志向で、危険な運転行為に関する認識が高いと分析されている。
(編集部:谷川 潔)
2010年 5月 18日