スズキ、新型「スイフト」の概要発表 今秋から欧州市場に投入 |
スズキは6月11日、欧州市場向けにフルモデルチェンジしたコンパクトカー「スイフト」の概要を発表した。
発表によると、新型スイフトは新型のK12Bガソリンエンジン、D13Aディーゼルエンジンの2バージョンをラインアップし、それぞれ燃費性能を高めたと言う。欧州モードでの燃費計測値はガソリン車で20.0km/L、ディーゼル車で23.8km/Lとした。CO2排出量は前者が116g/km、後者が109g/km。
新型プラットフォームを採用するとともに、デザイン面においてもより力強くエモーショナルなものとした。ボディーサイズは3850×1695×1510mm(全長×全幅×全高)で、これは現行モデルの2WD車(FF)と比べて95mm長く、5mm広い。ホイールベースは2430mmとし、40mm拡大している。さらにトレッドも同じ15インチホイール仕様で比較した場合、フロントが20mm、リアが15mm拡大しており、全体的にボリュームアップしたことが分かる。
そのほか、安全装備でも7エアバッグ標準装備などによる安全性の向上も図られた。
なお、生産はハンガリーのマジャールスズキで行われ、今秋からハンガリーを皮切りにドイツ、イギリス、イタリアなど欧州各国で販売を開始する。
(編集部:小林 隆)
2010年 6月 11日