トヨタの成瀬チーフテストドライバーが事故死 |
ドイツの新聞「Rhein-Zeitung」は6月23日(現地時間)、トヨタ自動車のチーフテストドライバーである成瀬弘氏が、ニュルブルクリンク付近の一般道で事故死したと報じた。
報道によると、成瀬氏はレクサスLFAをドライブ中にBMWと正面衝突し、死亡した。BMWのドライバーは重傷。掲載されている現場の写真には、リアに大型の固定ウィングを装着したオレンジ色のLFAが写っており、LFAのスペシャルチューンモデル「サーキットエディション」と思われる。
成瀬氏は、1963年にトヨタ自動車工業に入社。トヨタスポーツ800、2000GTを始めとする同社のスポーツ車のテストドライバーを担当してきた。
(編集部:田中真一郎)
2010年 6月 24日