ルノー、「トゥインゴ」の限定チューンモデル「クープ・デ・ザルプ」 |
ルノー・ジャポンは、「トゥインゴGT」のチューンモデル「クープ・デ・ザルプ」を、22台限定で7月1日に発売する。価格は222万2000円。
トゥインゴは2ボックス3ドアのエントリーコンパクトモデル。クープ・デ・ザルプのベースとなったGTは、3600×1655×1470mm(全長×全幅×全高)のボディーに、74kW(100PS)/5500rpm、145Nm(14.8kgm)/3000rpmを発生する直列4気筒1.2リッターSOHC 16バルブ ターボエンジンを搭載するスポーツモデル。
クープ・デ・ザルプには、車体の捻り剛性を高める専用のボディー補強キットを装着。操安性と乗り心地を改善した。また、標準ホイールより1本当たり3.6kg軽い、15インチの専用鍛造アルミホイールを装着して、バネ下重量を軽量化した。
車体下面の補強バーとクロスメンバー | 鍛造アルミホイール | テールゲート補強バー |
このほか、アルミ製ショートアンテナ、専用サイドシルデカール、Bピラーカーボン調ガーニッシュ、Bピラー専用レタリングデカール、専用サイドマーカーデカール、ローポジションシート(20㎜/運転席のみ)を装備する。
ボディーカラーはパールブラックメタリックと、エクストリームブルーメタリック。
車名の「クープ・デ・ザルプ」(Coupe des Alpes)は、フランスのアルペンラリーの名称。ルノー・スポールの前身であるアルピーヌの創始者ジャン・レデレーが1954年にルノー4CVで優勝したことを記念して、アルピーヌの名称が使われるようになった。専用デカールは、このクップ・デ・ザルプのゼッケンプレートをモチーフとしたデザインになっている。
サイドマーカーとテールゲート、サイドシルのデカールは、クープ・デ・ザルプのゼッケンプレートをイメージしたもの。「22」はゼッケン番号 | ||
Bピラーのデカール | アルミ製ショートアンテナ |
(編集部:田中真一郎)
2010年 7月 1日