NEXCO中日本（中日本高速道路）は7月16日、東名高速道路の渋滞緩和を図るため「東名お盆 渋滞減らし隊キャンペーン」を実施すると発表した。東名高速（上り）では、お盆時期に厚木IC（インターチェンジ）→横浜町田IC間で大和トンネル付近を先頭とした渋滞が最大で約35km発生すると予測している。キャンペーンの実施により、高速道路利用時間を変更してもらうことで渋滞緩和を図る。

　事前登録は専用のキャンペーンWebサイト（http://rakudora-tomei.jp/campaign/）から行い、パソコン・携帯電話ともに利用可能。出口料金所の通行日時、通行区間を満たした利用者のうち、各日200名、合計で800名にNEXCO中日本管理のSA（サービスエリア）/PA（パーキングエリア）で使えるお買い物券5000円分が当たる。

　通行日時、通行区間は以下のとおり。また、日時、区間の把握のためETCでの利用が必須となっている。

　また、東名高速（下り）で8月13日～16日に予測されている渋滞は以下のとおり。いずれもボトルネック個所は大和トンネル付近となる。

　NEXCO中日本では、渋滞長を短くするため、「速度を低下させない」「車間距離をつめ過ぎない」「追い越し車線に集中しない」ことを、渋滞緩和三原則として挙げている。