日産自動車は、SUV「デュアリス」のマイナーチェンジを行い、8月27日から発売する。価格は209万7900円～251万4750円。あわせて、オーテックジャパンはデュアリス「クロスライダー」をマイナーチェンジし、同日に発売する。価格は254万4150円、275万1000円。

■デュアリス
　今回のマイナーチェンジでは、内外装のリフレッシュが図られるとともに、エコドライブに役立つさまざまな機能を盛り込んだ。

　エクステリアでは、センターにV字のメッキを配置し、ワイド感を強調したフロントグリルとしたほか、アウトサイドドアハンドルにクロームメッキを採用。ボディーカラーは全色入れ替えられ、新色のブリリアントホワイトパール、スチールブルー、グレイッシュブロンズ、スーパーブラック、ブリリアントシルバー、ラディアント レッドの全6色を設定した。また、20G、20G FOURには18インチアルミホイールをVDC（ビークルダイナミクスコントロール）とセットでオプション設定する。

今回のマイナーチェンジにより、内外装のリフレッシュとエコドライブ機能を多数盛り込まれた
20G、20G FOURにオプション設定する18インチアルミホイール	ドアハンドルにクロームメッキを採用

ブリリアントホワイトパール	グレイッシュブロンズ	ブリリアントシルバー
スチールブルー	スーパーブラック	ラディアントレッド

　インテリアでは、視認性の高いメッキリング付き大径メーターのほか、燃費や航続可能距離、エンジンオイルやタイヤの交換時期、各種の警告などを表示できる3.6インチ「車両情報ディスプレイ」を、メーターパネルの中央に配置した。また、センタークラスターに携帯電話や音楽プレーヤーなどを収納できる小物入れを設定するほか、ISO FIX対応チャイルドシート用アンカーを後席左右に標準装備する。

　そのほか、実用燃費の向上を目的に、ドライバーのアクセル操作を補正して燃費のよい発進をサポートするスムーズ発進アシスト機能や、エンジンとエクストロニックCVTを協調制御し、車両がエコドライブのサポートを行うECOモード機能、緩やかな加速時にエンジン回転数の変動と不要な変速を抑制し、実用燃費の向上に貢献するスマートレブコントロール機能、カーナビと連動してエンジンブレーキを最適にコントロールし、燃料カットの頻度を高めて実用燃費を向上させるナビ協調変速機能など、多数のエコドライブ支援機能を追加した。

　今回のマイナーチェンジにより、全車エコカー減税（環境対応車普及促進税制）に適合し、2WD車（FF）は自動車取得税と自動車重量税が50％、4WD車は75％それぞれ減税される。

　なお、今回のマイナーチェンジにあわせて20S FOURは廃止され、4WD車は20G FOURのみの設定となる。

3.6インチの車両情報ディスプレイをメッキリング付き大径メーターパネルの中央に配置
ECOモードスイッチをONにすることで、エンジンとCVTの協調制御によってスムースな発進や実用燃費の向上に貢献する	スタイリッシュガラスルーフに採用されるガラスは紫外線を100％遮断するUVカット機能付き。20G、20G FOURに標準装備する

20G FOURのインテリア
20Gのインテリア
20Sのインテリア

デュアリス クロスライダー

■デュアリス クロスライダー
　デュアリス クロスライダーは、ベースモデルと同じ仕様変更が行われたほか、専用18インチアルミホイール（タイヤ：215/55 R18）、フルオートエアコン、キセノンヘッドランプを全車に標準装備。ボディーカラーは新色のブリリアントホワイトパールのほか、ブリリアントシルバー、スーパーブラックの3色を設定。

　エコカー減税については2WD車が適合し、自動車取得税と自動車重量税が50％減税される。