プラス・エス、サーキット・ジムカーナ用GPSロガー「GPS Racing Line Trace」
0.1秒間隔で軌跡を記録。加減速Gや横G、速度、高度を管理可能

GPS Racing Line Trace

2010年8月23日発売
2万3100円



ソフトウェア画面。ログデータをパソコン上で管理できる

 プラス・エスは8月23日、サーキット・ジムカーナ用GPSロガー「GPS Racing Line Trace」を発売した。価格は2万3100円。

 GPS Racing Line Traceは、Transystem製の特別仕様GPSロガーとソフトウェアで構成され、走行ラインや加減速G、横G、速度、高度、ラップタイムなどのデータをパソコンで管理可能なデータロガーセット。AVCO製のラップタイム計測器「LAP SHOT(LP-01/02/03)」とも通信可能で、正確なタイムとリンクして管理可能としている。対応OSは、Windows XP(32bit)/Vista(32/64bit)/7(32/64bit版)。

 10Hz測位(0.1秒間隔)を行い、GPSロガー内のMicro SDHCメモリーに記録する。GPSによる計測なので、磁気バーの埋め込まれていないサーキットでも簡易ラップタイム計測が可能で、ログデータを専用ソフトでコース図とあわせて分析できる。コースデータは、筑波サーキット(2000/1000)、富士スピードウェイ(本コース)、ツインリンクもてぎ(本コース)、鈴鹿サーキット(本コース)のほか、袖ヶ浦フォレストレースウェイなども追加予定となっており、自動アップデートファイルでの更新が予定されている。

 GPSロガーのサイズは72×27×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は57.5g(電池含む)。単4型乾電池2本で、約12時間の駆動が可能となっている。


(編集部:谷川 潔)
2010年 8月 23日