トヨタ、3代目プリウス用の接近通報装置 |
トヨタ自動車は、3代目プリウス(ZVW30)用の車両接近通報装置」を、8月30日に発売する。価格は1万2600円で、別途取付費などの諸費用が必要。
ハイブリッド車のEV走行時に、歩行者に接近を知らせるための装置。国土交通省による「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」に即している。
発進から約25km/hまで自動的に接近音を出す。一般エンジン車と同程度の55dB前後のモーター音を模した音を出すことで、車両の走行状態を想起させ、騒音にならないように配慮したとしている。また、車速の上昇に伴い周波数を上げることで、車速の変化を表現した。
接近音はドライバーがスイッチにより停止することもできるが、車両のパワースイッチをONにすれば、自動的に接近音もONに復帰する。
今後発売予定のハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池自動車にも早期に対応するとしている。
トヨタ自動車による車両接近通報装置の動画 |
(編集部:田中真一郎)
2010年 8月 24日